下記のページの手順でS4 HANA環境を構築することで、リモートディスクトップ、GUI、Fioriでのアクセスが可能です。
環境構築
GCPの場合:https://syanai-se-blog.com/s4-hana-gcp/
AWSの場合:工事中
Azureの場合:工事中
検証前にS4 HANAの立ち上げ
SAP CALにアクセスし、構築したS4 HANAアプリケーションをActivateします。立ち上げまでに約10分。
立ち上がると、Connectボタンが現れ、Connectボタンを押すと、SAP GUI、もしくは、リモートディスクトップへのアクセスのためのファイルダウンロードできます。
検証方法 リモートデスクトップでのアクセス
CALの画面からリモートデスクトップのショートカットファイルをダウンロードしてアクセスします。パスワードは、構築時に入力したパスワードを利用します。
1.Remote DesktopのConnectリンクをクリックします。
2.リモートデスクトップのショートカットがダウンロードされるので、ダブルクリックを開きます。
3.構築時に入力したパスワードを利用してログインします。認証画面が出てくるので入力します。
4.RDPにアクセスできました!
5.SAP GUI、Management Console、Dev Toolsのアイコンが見えますね。
GUIを開くと、アクセスできます。
動いているようです。
6.Welcomeと書かれたhtmlのショートカットにアクセスすると、Fioriのリンクが見えます。
クリックすると・・・アクセスできました。
Welcomeのショートカットのページの下のほうには、GUIやFioriでログインする際のユーザーIDとパスワードの一覧も確認可能です。
検証方法 SAP GUIでのアクセス
SAP GUIにアクセスする方法は2つあります。上記のリモートディスクトップにアクセスし、GUIにアクセスする方法と、CALからGUIアクセス用のファイルをダウンロードしてアクセスする方法です。
ここでは、CALからGUIアクセス用のファイルをダウンロードしてアクセスする方法で検証します。
前提条件として、自身のPCにSAP GUIがインストールされていることが条件です。
1.CALよりGUIのConnectをクリックしてショートカットをダウンロードします。
2.ダブルクリックして開きます。
3.WelcomeページにあるユーザーIDから、ID/PWを入力しLogOnします。
BPINSTにはSAP_ALLがついてました。
4.ログインできました。
5.ログインユーザー:にはSAP_ALLがついています。
GUIにアクセスしてログインできました。MB51で在庫をみてみましたが、在庫もすでに入っているようです。
検証できそうですね。
検証方法 SAP Fioriアクセス
上記のリモートディスクトップにアクセスし上記のようにアクセスする方法と、URLをコピーすることで、自分のPCからダイレクトにアクセスすることも可能です。
1.CALからアプリケーションの詳細を開き、SAP S/4HANAのExternal IP Addressを確認します。
2.下記URLのかっこ書きの部分に確認したIPアドレスを置き換えて、アクセスすると自身のPCからFioriにアクセスできます。
https:// (SAP S/4HANA External IP Address) :44301/sap/bc/ui5_ui5/ui2/ushell/shells/abap/FioriLaunchpad.html
3.GUIログインと同じように、WelcomeページにあるユーザーID情報を元に、ID/PWを入力し、ログインするとログインできました。BPINSTにはSAP_ALLがついていたので、そのユーザーを利用しています。
検証できそうですね。
まとめ
非常に簡単にですが、S4 HANAのトライアル環境の構築後の検証環境へのアクセス方法についてまとめました。この情報がお役に立てれば幸いです。
SAPと言えばこの本が分かりやすくておすすめです!
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